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簡易書評(読んだり読まなかったりした本)
この部分はインラインフレームを使用してます。
数理物理
『物理学の数理』新井朝雄
自主ゼミで相対性理論の辺りを輪読。
この本は多様体の言葉で書かれていませんが、友達から接ベクトル束を用いた解析力学の記述を教わって勉強になりました。
『解析力学I・U』山本義隆/中村孔一
シンプレクティック幾何の参考程度に。
数学科向け。
Uではポアソン幾何や相対論的解析力学についての解説もある。
『ヒルベルト空間と量子力学』新井朝雄
量子力学を数学的に学ぶならとりあえずこれ。
ヒルベルト空間論の入門書としても使える。
量子力学をより詳しく学びたいなら『量子力学の数学的構造I・U』新井朝雄へ。
無限次元空間論をより詳しく学びたいなら『関数解析』黒田成俊へ。
『量子統計力学の数理』新井朝雄
$C^\ast$環の基礎が丁寧にまとまっているので、それを目的に読んでも良いかも。
『圏論による量子計算のモデルと論理』Chris Heunen[著]/川辺治之[訳]
ダガー圏の入門として最適。
著者自身の結果でもある、ヒルベルト圏の埋め込み定理の証明も載っている。