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簡易書評(読んだり読まなかったりした本)
数学基礎論・圏論・集合論
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『圏論の基礎』S. マックレーン[著], 三好博之/高木理[訳]
初めて自分で選んで買った専門書。嘘です。初めて買ったのは『層・圏・トポス』竹内外史ですがそちらは途中で挫折。
圏論を学びたいならまずはこれ。可換図式が好きになります。
内容は情報系への応用が多い印象で、幾何に進むなら辞書替わりでよかったかも。
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『圏論による論理学』清水義夫
副題にあるように、トポス上に高階述語論理のモデルを構成する方法がわかりやすく書いてある。
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『不完全性定理』菊池誠
誤解を恐れず言えば、「不完全性定理の持つ意味」について丁寧に解説されている。
数学の哲学を学ぶには良い本。
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『数学基礎論』新井敏康
数学基礎論を本格的に学びたい人のための教科書。
数理論理学、計算理論、モデル理論、集合論など網羅的に学べる。